HEROES/ヒーローズ シーズン２

HEROES/ヒーローズ シーズン2 DVD-BOX

近所のTSUTAYAで全巻揃ったので観ることにした。

まず一番の見所は、マシ・オカ扮するヒロがタイムスリップする４００年前の日本。アメリカ人の描く日本の戦国時代の描写は凄まじい。破壊力抜群、突っ込みどころ満載。まず、予算の関係で甲冑をたくさん用意できなかったのでしょうか、武士の数が少ない。にもかかわらず、原っぱで撮影するものだから映像が貧相で貧相で、、、。特典映像で監督が「クロサワを観て研究した」と言っていた。もう少しがんばれよ。あと、「封建時代」て何？「戦国時代」のことか？字幕とか吹き替えとか、ローカライズの担当者も中途半端な仕事してからに。字幕で「OTU」という地名を、そのまま「おつ」って訳するのは日本人であることを疑われても仕方がない。

全部で１１話しかない。脚本家組合のストが影響しているとか。８話目ぐらいまでは、着地点が見えていない状態で話が進むのに、１１話で終わってしまうものだから、消化不良の感は否めない。せっかく新登場したのに、話の本筋に全く絡まないままシーズンを終えてしまったキャラクターもいる。まあ、シーズン１の後日談とシーズン３へのネタ仕込みと考えれば悪くはない。