11月28日 韓国旅行3日目 『ポール』

9時頃起床。よく寝た気がする。昨日買っておいた「カッパえびせん」と「ポッキー」を食べる。どちらも日本の味と変わらない。朝食としては少し物足りないので、宿の食堂でパンを食べる。日本人の女性がパンを食べていた。留学の手続きをするために、自ら韓国に出向いたそうだ。ディスカバリー21の事件(そう言えばその後の顛末はどうなったんだろうか。)を見て、手続きは自分でしようと決心したらしい。無理もないわな。続いて巨漢のニュージーランド人、ポールが登場。政府の仕事をしていて、何度か日本にも行ったことがあるらしい。日本の友達からメールが来たんだけど、日本語で書かれていて読めないから、代わりに読んでくれと言う。奥さんは英語の日常会話なら難なくこなす(うちの奥さんはマルチリンガルのらしいのです。)ので、その任を引き受けることに。その内、メキシコから来た女の子、ビッキーもやってきて、黙々とコーンフレークを食べ始めた。奥さんと一緒に行動しているから気付かなかったけど、宿泊しているのはゲストハウスなのだ。
ポールは色々と日本に縁があるとのこと。

  • 仕事の関係で日本に滞在していたことがある。
  • 柔道と空手を嗜んでいる。
  • 平成4年に国技館で開催された世界アマチュア相撲大会に出場した経験有り。
  • 淡麗グリーンラベルのCM(太っちょさんが草サッカーをする映像)に出演している。

このゲストハウスに10週間も滞在しているらしいが、仕事はどうしたんだ、ポール。サバティカルなのだろうか。

33歳にして初めて海外旅行に行ったのだが、言葉の重要性を身に染みて感じている。海外旅行がこんなに楽しいモノだとは思いもしなかったが、言葉を自由に操れたらもっと楽しくなるだろうということは、簡単に想像できる。韓国では日本語の流通度が高いコトもあって、日本語を多少なりとも理解してくれる人が多い。それ故、サバイバル韓国語を身につけなくても、大半のことは日本語と英語で処理できてしまうだろう。韓国語を一切話せない身としては有り難いことではあるが、それと同時に韓国で日本語を話すことが、これ程ストレスフルなことだとは思いもしなかった。今後、アメリカやヨーロッパにも行ってみたいと思うと同時に、英語を勉強した方がイイだろうな、なんてことも真剣に考え始めた。