パラダイス・ナウ

パラダイス・ナウ [DVD]

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イスラエルとパレスチナの現状を少し変わった視点から撮った作品。自爆テロを任された2人の若者の視点から、その心の動きを追っている。純然たるドキュメンタリー映画ではないが、パレスチナとイスラエルの現状を表すことには成功しているのだろう。何も知らない僕にも、その問題の複雑さを感じることができた。ラストシーンとなったバス車内での主人公は、何も語らずとも、心の奥底に渦巻く様々な感情を伝えていた。
高校で日本史を選択した人間にとって、パレスチナとイスラエルの問題ってピンと来ないので、相方さんに教えてもらった。血で血を洗う状況だと言うことは良く分かった。そして、あまりにも複雑に問題が絡み合いすぎていて、まず解決不可能な状況に陥っているということも。戦争を肯定するわけではないが、彼らの前で安易に「戦争はダメ」と言うことは僕には出来ない気がした。
不思議に思ったことがある。
チベットの問題にしてもそうだが、「民族の独立」というのは、国家にとってそれほど害のあることなのだろうか?パレスチナチベットには「聖地」という莫大な資源が存在するが、それをめぐって莫大なコストを払い続けるぐらいなら、独立を認めて有効な関係を築いたほうが、メリットが大きいと思うのだけど。他にも様々な問題が絡み合うことは容易に想像が付くのだが・・・。

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