11月27日 韓国旅行2日目 『ソウルは雨だった』

5時頃に目が覚める。興奮して寝付けないのではないかと思っていたが、思いの外、よく眠ることが出来た。当然ながら外は暗いので、二度寝する。7時頃に起床。まだ少し薄暗い。日本との制度上の時差はないことになっているが、体感的には1時間弱程度、日本(東京)との時差があるように感じる。時差ボケになるようなモノではないが、外国に来ていることを実感する。外は生憎の空模様。強くはないけど雨が降っている。奥さんはまだ寝ているが、この間にカサを買ってこようと思い立つ。コンビニならハングルが話せなくても、買い物ぐらいは出来るだろう。コンビニに向かって歩く道は、まだ閑散としている。韓国の朝は遅いという話だが、本当だろうか。
コンビニで朝食も物色する。オニギリ、お茶、パンなど日本で売っているようなモノは一通り陳列されているが、種類が少ない。それに店舗自体が日本のコンビニみたいに広くない。売り場面積自体が妙に小さいのだ。それ故、日本のコンビニのように「かゆいところに手が届く」系の商品(例えばガムテープとか)は置いていなかった。生きていく上で最低限のモノは手にはいるが、それ以上のものは置いていないという感じ。

オニギリが700ウォン、お茶が1000ウォンぐらい。値段としては日本の3分の2程度。オニギリの海苔は当然韓国のりだったが、ご飯は少しパサパサしている。お茶やパンの味は日本と変わらない。試しにポテトチップスも買ってみたが、これが意外と美味しかった。少し物足りないので、奥さんと一緒にゲストハウスの朝食を食べる。朝食といっても、食堂に8枚切りのパンが大量に置いてあるだけ。各自で勝手に焼いて、勝手に食え、というスタンス。ヨーグルトがあると聞いていたが、ヨーグルトではなく、ヤクルトが置いてあった。少しにているけど。コーヒーもインスタント。作ってみたけど、美味しくない。この時点では粉末を入れる量を間違えたのだと考えていたが、韓国のコーヒーは総じて不味い。