オリヲン座からの招待状

オリヲン座からの招待状 [DVD]

最近、相方さんは加瀬亮が気になるらしい。僕はそんなに気にならない。宮沢りえは二人ともお気に入りの女優さんなので、多少の期待を抱きながら鑑賞会が開演。
僕の出身は京都。相方さんは東京生まれだけど、京都で大学生活を送った。鴨川沿いが何度か映ったり、「西陣」という言葉が何度か出てきたりしたせいで、僕の頭の中は京都市内の地図で埋め尽くされ、あまり映画に集中できなかった。
あと、出演者の中には京都出身の役者がいなかったせいで、おかしな京都弁が耳に障って仕方がなかった。加瀬亮を主演に据えるぐらいなら、佐々木蔵之助*1を主演にすればイイのに。ドンピシャの京都弁を華麗に操れるのに。そうなると、宮沢りえの役には、田畑智子*2がイイかしら。
話のストーリー的には、浅田次郎の短編小説が原作なので、何の迷いもない直球勝負。全てにおいて少しだけ物足りなさを感じてしまったけど、原田芳雄の潔い演技は好感が持てた。

*1:実家が京都の造酒屋。時代が時代なら若旦那と呼ばれていたはず。

*2:祇園の有名老舗料亭の娘さん。