ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 [DVD]

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見終わりました。堪能した。3日間連続上映の指輪物語ナイツでした。名画座みたいだ。


ラストの物語の締め方には多少異議はあるものの、その他の部分には大変満足。今まで、僕の中での「3部作」となると、「マトリックス」がランキングトップ、スターウォーズがそれに続いていたんだけど、「ロード・オブ・ザ・リング」トップに躍り出ました。もう、サムが男前で、男前で。第三部に限っては、フロドの物語ではなく、サムの物語でした。それぐらいにカッコよかった。


映画の最後、相方さんは
「日本語吹き替えに重大な誤訳が!!」
と憤っていました。英語の字幕を見直してみたんだけど、これは意訳の域は通り越してるんではないかと僕自身も思った。
フロドが
「僕は旅に出なくては・・・」
とサムに向って言う場面。この日本語訳は正しくは、
「僕自身はそうじゃなかった(救われなかった)」
と訳すべきであると。


3篇通して日本語吹き替えで鑑賞したので、僕自身は気づくはずも無かったのだが、相方さんは公開当初から、この誤訳に憤っていたらしい。確かに、この台詞の誤訳は映画のラストを飾る言葉なのに、これはヒドイと思う。フロドの否応無く抱えてしまった傷を表す言葉なのに。


やっぱり戸田奈津子か。