マジックアワー

久し振りに映画館で映画を見た。前に見たのは「スウィーニートッド」だったから、結構前の話になる。家で観る映画も楽でいいけど、映画館で見ると背筋が伸びる感じがして、また良いもんだ。


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前に観た映画の話はさておき、今回見たのは「マジックアワー」。三谷幸喜が映画のキャンペーンでこの2週間ほどテレビに出演しまくっていたが、これはキャンペーン無用の面白さ。映画であんなに笑ったのは初めて。平日の夕方の映画館、それも茅ヶ崎。当然観客は少ないけど、全員が笑っていたと思う。落ち着いて観ることが出来るので、観客が少ない映画館を好むのですが、今回ばかりは満員の映画館で観客全員で一緒に笑いたかった。佐藤浩一と西田敏行の最初の絡みのシーンが最高に面白い。久し振りの笑い泣き。


前回の有頂天ホテルに続いて、今回もオールスターキャスト。色んな所で色んな役者さんが登場するし、日本最高の裏方さんも集結・出演しているらしい。雨を降らせると日本一の人らしいのだが、良く分からん。それだけ愛される監督さんなのだろう。今回の映画は、それを裏付けるように、映画への愛が滲み出てる映画でした。


「大日本人」の笑いはガイジンには理解できないと思うけど、「マジックアワー」の笑いは万国共通だろうから、海外のコンペに出品すればいいと思うのだが。喜劇が賞を取ることは難しいし、出品するリスクの方が大きいのは良く分かるけど、日本人が誇るべき喜劇監督でないかと思う。